ライチ(レイシ)の栄養と健康効果

ライチの種類と上手な選び方

ライチの種類についてはあまり知られていないかもしれません。「ライチ」は直径3~4cmくらいで、これがもっとも一般的なものです。

 

果皮が熟すと緑色から赤色になり、乳白色で弾力のある果肉です。味は甘み、ほどよい酸味があり、香りも豊かです。

 

品種として「妃子笑」、「黒葉」、「玉荷包」などがあります。

 

「ランブータン」はムクロジ科ランブータン属となる果実で、果実のサイズは3~5cmくらい、鮮やかな赤色の果皮で、やわらかい毛が生えています。果肉はやはり乳白色で、甘くて果汁も豊富です。ただし、日本ではあまり見かけません。

 

「竜眼・りゅうがん」は、形は「ライチ」によく似ていますが、果実の直径が小さくて、果皮も黄土色です。透明に近い乳白色の果肉で、これも果汁が多く、ほどよい甘みもあります。沖縄県などでも栽培されています。

 

さて、ライチの選び方ですが、まずは果皮がしっかりしていること、表面に黒ずみがないことを確認してください。手でさわってみて、うろこ状の表皮のトゲが鋭い方が新鮮です。

 

ライチの保存方法についてですが、基本的に生のライチはあまり日持ちしません。4~5日も経つとすぐに味が落ちてしまうので、できるだけ早く食べましょう。保存する場合は、ポリ袋などに入れてから冷蔵庫の野菜室で保存します。輸入の冷凍ライチは、冷凍庫で保存しますが、それも賞味期限内で自然解凍して食べてしまう方が無難です。